- 2009-03-03 (火) 20:23
- 過去の記事
Postfixの設定とポートの開放をしていて、
設定は間違えていないはずなのにメールが送れない!(受信はできる)
って事がよくありますよね。(多分僕だけ)
それはもしかするとプロバイダがOP25Bをしているのかもしれません。
OP25Bについてはグーグル先生がお詳しいのでそちらでどうぞ。
OP25B対策として、今回は自宅のメールサーバーからGmailを経由して
メールを送信する方法を紹介します。
Gmailのアドレスは既に取得済みとして話を進めます。
もしお持ちでなければこちらで登録できます。
Postfixのmain.cfに追記する。
$vi /etc/postfix/main.cf
relayhost = [smtp.gmail.com]:587
smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/mail_data
smtp_sasl_security_options = noanonymous
smtp_sasl_mechanism_filter = plain, login,
/etc/postfix/この場所に「mail_data」というファイルを作成する。
内容はGmailのメールアドレス(ログイン用)とパスワードです。
$ vi /etc/postfix/mail_data
[smtp.gmail.com]:587 username@gmail.com:password
mail_dataをDB化します。
$ postmap mail_data
Submissionポートに対応させる。
submissionポート(587)のコメントを外し有効にする
$vi /etc/postfix/master.cf
# ==================================================
# service type private unpriv chroot wakeup maxproc command + args
# (yes) (yes) (yes) (never) (100)
# ==================================================
smtp inet n – n – – smtpd
# -o content_filter=filter:dummy
submission inet n – n – – smtpd
-o smtpd_etrn_restrictions=reject
-o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject
Postfixを再起動してメールの送信チェック!
sudo /etc/init.d/postfix restart
これでメールが送れるようになる。というか僕は出来た。
もし、表示されるメールアドレスがGmailでは都合が悪いときは、
設定>アカウントとインポート>名前:別のアドレスからメッセージを送信
ここでメールアドレスの設定をすると、自宅サーバーからGmailを経由して送信
されたメールのアドレスが変更できます。
- Newer: ほうれん草とネギとキンカンと私
- Older: うどんを簡単においしく食べるには?
関連(するかもしれない)記事
コメント:0
トラックバック:0
- このエントリーのトラックバックURL
- http://krarha.jp/kakolog/kiji2021.html/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- PostfixのメールをGmailから送る方法 from 毎日フォト日和